A B O U T

B l i n d  S o c c e r

ブラインドサッカーの発祥と始まり

1980年代にスペインでルールが統一されたことから、スペイン発祥と言われているこのスポーツ。

1980年代初頭にこのスポーツが誕生され、ヨーロッパや南米地域を中心に盛んになりました。

その後徐々に世界各国にこのスポーツが浸透していく形になりました。

そして21世紀に入ると、IBSAという国際組織によって日本にこのスポーツが伝えられた歴史があります。

ブラインドサッカー

(ブラインドフットボール/Blind Football

ブラインドサッカーは、アイマスクをつけてボールの音と声のコミュニケーションで行なう5人制サッカーです。

情報の8割を得ているという視覚を閉じた状態でプレーします。


ピッチはフットサルコートと同じ大きさで、両サイドライン上に高さ1mほどのフェンスが並びます。

4名のフィールドプレーヤー(FP)、ゴールキーパー(GK)、監督、ガイド(コーラー)の7名で行い、転がると音が出る特別なボールの使用、ガイドがゴールの後ろにいて位置を教える、ボールを持った相手に向かって行く時に「ボイ!」と声を出すなど、ルールが工夫されています。


視覚障がい者スポーツのクラス分けの用語ではB1クラスに該当します。

ルール

人数:5人 スタッフ2人(監督1人/ガイド1人)
試合時間:20分ハーフ(プレイングタイム)
ピッチサイズ:40m×20m


その他:
●目の見える人の協力
・キーパーは見える人(晴眼者または弱視者)、フィールドプレーヤー4人はアイマスクをした状態で行います。
・ゴールの後ろにガイド(案内役)がいて、ゴールの位置(距離、角度)などを伝えます。
・「845、シュート!」と言っていたら、それは(距離)8m、(角度)45度、(今のタイミングで)シュート!の意味です。

●音の出るボール
・ボールは転がすと「シャカシャカ」と音が出る特殊な構造で、ボールの音とまわりの声を頼りにしながらゴールを目指します。・サイドラインには腰の高さのサイドフェンスがあります。

●「 ボイ(Voy)」スペイン語で「行く」
・ディフェンスは、ボールを取りに行く時自分の位置を知らせるための「ボイ!」という声を出さなければいけません。

視力のカテゴリー

視覚障がい者スポーツでは、その「見えにくい状態」を3つのカテゴリーに分けています。B1と診断された人がプレーするのがブラインドサッカーです。


B1: 視力がLogMar2.60 (0.0025)より低い

BACK 《--    --》 NEXT

Top